
イングランド1部マンチェスター・シティとキットサプライヤーのPumaは14日、2025-26シーズンの新サードユニフォームを発表した。
今作は、ホームタウンであるマンチェスターの天候がデザインのモチーフという異色作だ。
Manchester City 2025-26 Puma Third
マンチェスター・シティ 2025-26 Puma サード ユニフォーム
新サードユニフォームは、ライトグレーを基調にネオングリーンとブルーの組み合せという、かなり個性的な配色。オールオーバーで雨粒を描き、ウェット感を表現している。
胸部に縦並びのPumaキャットロゴとチームエンブレムは、どちらもネオングリーンとブルーによるグラデーション仕様。2つのロゴが「ネオングリーン/ブルー/ネオングリーン」に変化するユニークなスタイルを採用している。

デザインのテーマは、地元マンチェスターの「天候、人々、文化、精神」。メインカラーのグレーはマンチェスターの象徴的な“空の色”だ。
全体に描かれた雨粒は“雨天の窓辺”をイメージしたもの。単純に雨を表現するのではなく、窓ガラスに張り付き流れる雨粒という設定の細かさが面白い。

曇りが多いイングランドの空は鉛色とも呼ばれるが、キットカラーはその鉛色であり、デザインは雲と雨で雨空を表現したもの。
マンチェスターの象徴的な天候を表現した今作は、どんな空模様でもピッチではエキサイティングなフットボールを繰り広げるという、チームのスピリットを反映したデザインとなっている。
なお、マンチェスターは雨が多いというイメージもあるが、年間の降水量は東京よりもずっと少ないという。

グレーのキットカラーは視認性の悪さが問題となることもあるだけに、このユニフォームでの成績が気になるところ。
そんな新サードユニフォームは、クラブ公式オンラインストア、Pumaオンラインストア他で販売を開始している。