元フランス代表のティエリ・アンリ氏が、同国代表の次期監督人事について口を開いた。
来夏に迫ったFIFAワールドカップで2大会ぶりの制覇を目指すフランス代表。
そんな中、フランス『レキップ』は後任がジネディーヌ・ジダン氏になることが“ほぼ確実”と報道した。
現役時代は1998年にフランス代表をW杯制覇に導き、監督を務めたレアル・マドリーではUEFAチャンピオンズリーグ3連覇などの偉業を成し遂げたサッカー界のレジェンドであるジダン氏。
『HLN』によれば、同氏とフランス代表の一員としてともにプレーしたアンリ氏は、『CBSテレビ』の記者会見で「何と言っていいか分からない」と口にしつつも、報道が事実であることを示唆した。
「新代表監督が誰になるかは皆知っている。私も知っている。彼の成功を祈っているよ」
ジダン氏は2021年以降、監督業のオファーをすべて断り、フランス代表監督就任を夢見ていたという。既に指揮官の仕事に向けて準備を進めており、かつてフランス代表を率いたローラン・ブラン氏にも相談していると報じられた。
なお、ジダン氏は以前フランス代表監督について「もちろん夢だよ。楽しみにしているよ。でも、いまは監督がいる。それを尊重しなければならない。