21日、延期されていたJ1第13節で浦和レッズと対戦した川崎フロンターレ。

試合は川崎が1点をリードして迎えた後半アディショナルタイム、大久保智明の劇的ゴールで浦和が追いつき、2-2の引き分けに終わっている。

川崎は先日のAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)で準優勝。

帰国した後、国立競技場で鹿島アントラーズに1-2と敗れたものの、横浜FCとセレッソ大阪にホームで連勝。浦和戦は痛恨のドローとなってしまったが、消化試合が少ない中で勝点1を上積みして7位につけている。

そんな川崎は、今季もDFラインに怪我人が相次いでおり、中2日で行われたここ2試合はいずれも高井幸大、丸山祐市、ファンウェルメスケルケン際、佐々木旭の4人が先発。過密日程の中で満身創痍の戦いを強いられている。

左サイドバックのレギュラーである三浦颯太がACLEで負傷。また、怪我の多いジェジエウと車屋紳太郎は戦力としてなかなか計算できない状況だ。

そうしたなか、待望の新戦力の“帰還”が海外で伝えられている、

ベルギーの『VoetbalBelgie』は21日、今夏の移籍市場における各クラブの状況をレポート。ルーヴェンのDF大南拓磨について、所属元である川崎フロンターレへの復帰が濃厚だと報じた。

2022年のEAFF E-1選手権で日本代表経験もある大南は、昨年8月に期限付き移籍したルーヴェンで今季23試合に出場。初の海外移籍で確かな一歩を踏み出したものの、買取オプションは行使されないとみられている。

川崎としては現状に加え、日本代表の高井に欧州移籍の噂が絶えないこともあり、守備陣の補強は急務。

今季欠番となっている背番号3として、昨季途中までこの番号をつけていた27歳が戻ってくる可能性は高いのかもしれない。

ピッチ外での動きにも注目の川崎は、今週末の25日(日)、ホーム4連戦のラストでガンバ大阪と対戦する。

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