J3の栃木SCは13日、藤枝MYFCよりスペイン人FWディアマンカ・センゴールが期限付き移籍にて加入することになったと発表した。

センゴールは2001年1月20日生まれの24歳。

セネガル出身だがスペインで育ち、2020年にエルチェでプロデビュー。ポルトガルのコルシェンセ、ブルガリアのヘバルを経て、今季J2の藤枝MYFCへ加入した。

身長189cmの大型FWはここまで15試合に出場し、1ゴール2アシストを記録。J3で現在15位の栃木SCにとっては巻き返しに向けた補強となる。

昨季J2で18位となり、8年ぶりのJ3を戦っている栃木SC。“昇格請負人”小林伸二監督が就任2年目を迎えたチームは今季、以下のように多くのレンタル選手を抱えていることでも知られる(括弧内は所属元クラブ)。

3.大森博(福島ユナイテッドFC)
5.森璃太(アルビレックス新潟)
7.棚橋尭士(徳島ヴォルティス)
9.菅原龍之助(ベガルタ仙台)
10.五十嵐太陽(川崎フロンターレ)
14.ディアマンカ・センゴール(藤枝MYFC)★New!
22.高橋秀典(レノファ山口FC)
31.鹿野修平(いわきFC)
32.太田龍之介(ファジアーノ岡山)
77.藤原健介(ジュビロ磐田)
78.堀内陽太(浦和レッズ)

合計11名!

Jリーグでは、国内の期限付き移籍について、貸出・借受できる選手数は、それぞれ最大「10名まで」と定められている。

栃木SCはこれを超えて11名に達したが、今季の選手登録・移籍ルールに関する改定により、シーズン中に21歳の誕生日を迎えた堀内陽太は例外扱いとなるためカウントされず。11人目のレンタル補強が可能となった。

J3残留に向けた戦いが続く栃木SC。今週末は16日(土)、最下位のアスルクラロ沼津とホームのカンセキスタジアムとちぎで対戦する。

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