世界最高峰の戦いであるUEFAチャンピオンズリーグがいよいよ今週から始まる。
日本代表MF守田英正が所属するスポルティングCPは、18日にカザフスタンのカイラトをホームに迎え撃つ。
カザフ王者カイラトは、予選プレーオフで日本人選手所属のセルティックを撃破する下剋上を成し遂げたチーム。
ただ、そのカイラトはGK陣が危機的状況にあると、『Record』などのポルトガル紙が伝えている。
主力GK2人がともに負傷したため、10代のキーパーしかいない状況に陥ったという。
32歳のカザフ代表GKアレクサンドル・ザルツキーは、セルティックとのCL予選で負傷し、10月まで離脱中。
そうしたなか、14日に行われた国内リーグのアクトベ戦では21歳のカザフ代表GKテミルラン・アナルベコフも顎を骨折して、離脱を余儀なくされてしまった。
そのため、CL登録されているGKのなかで起用できるのは、10代の3選手になってしまったのだ(19歳と18歳が2人)。
アクトベ戦では18歳のGKシェルハン・カルムルザが途中投入されており、彼がスポルティング戦でも起用される可能性があるとのこと。
なお、スポルティングの本拠地リスボンからカイラトの本拠地アルマトイまでは8000キロ以上もの距離があり、移動には11時間ほどかかるそう。