日本企業DMMが保有するベルギー1部リーグのシント=トロイデンには、GK小久保玲央ブライアン、DF谷口彰悟、DF畑大雅、MF山本理仁、MF伊藤涼太郎、MF松澤海斗、FW後藤啓介と日本人選手が7人所属している。

20歳の後藤は、身長191cmを誇る日本期待の大型ストライカー。

この夏にベルギー1部アンデルレヒトからレンタル移籍で加入すると、17日に行われたラ・ルヴィエール戦で劇的な決勝ゴールを決めた。

静岡県出身の後藤は、ジュビロ磐田で育成され、まだ高校生だった2023年にはクラブ史上最年少得点記録も樹立した(17歳と260日)。

そして、2023年にアンデルレヒトへ引き抜かれると、10代から海外でのプレー経験を積んできた。

その後藤は、この夏にベルギー国外に移籍する可能性もあったと、『HBVL』で明かしたという。

「フランスとドイツのクラブが僕を獲得したがっていた。でも、アンデルレヒトはレンタル移籍しか望んでいなかった。

ベルギーの他のクラブからもオファーがあったけれど、自分はシント=トロイデンにすでに目をつけていた。

チームメイトや同僚の多くと日本語で話せるので、すぐに生活が楽になった。適応に問題はなかった。ベルギーに来て18ヶ月になる。ここではアンデルレヒトにいた時よりも広いアパートに住んでいる。自分は成長している」

国外から獲得オファーがあったようだが、アンデルレヒトは後藤の将来性を評価しており、完全移籍で手放すつもりはなかったそう。

実際、シント=トロイデンのレンタル移籍契約には買い取りオプションが付随していない。

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