第103回全国高校サッカー選手権大会は10日、福岡県予選決勝が開催。東福岡が東海大福岡を2-0で破り、3年ぶり23回目の選手権出場を決めた。
選手権とインターハイでそれぞれ3度頂点に立ち、「赤い彗星」の異名をとる東福岡。ところが、過去2大会は決勝で飯塚にいずれも0-1と惜敗し、選手権出場を逃していた。
今大会はその宿敵・飯塚を東海大福岡が準決勝で撃破。東海大福岡も今年、夏のインターハイで決勝進出を果たした強豪だったが(この時は福岡大若葉に0-1敗戦)、今回の決勝では東福岡が一枚上手だった。
後半15分、伊波樹生が冷静なフィニッシュで先制点を奪うと、後半アディショナルタイムにも途中出場の山口倫生が追加点。
長友佑都や毎熊晟矢など、日本代表選手を何人も輩出してきた福岡の雄が雨の中で行われた一戦を制し、3年ぶりとなる選手権への切符を手にしている。

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