ベルギー1部のアンデルレヒトでプレーする後藤啓介。ジュビロ磐田時代から期待されてきた身長191cmを誇る20歳の大型ストライカーだ。

昨季はトップチームで初ゴールを記録するなどブレイクの兆しを見せた。

ただ、アンデルレヒトは、同じベルギー1部のシント=トロイデンから24歳のFWアドリアーノ・ベルタッチーニを獲得し、前線を補強した。そのため、入れ替わりとして、後藤がシント=トロイデンに加わる可能性があるようだ。

『VP』や『Walfoot』などのベルギーメディアによれば、後藤は、ベルタッチーニの加入でアンデルレヒトでの出場機会が減る可能性が高いため、シント=トロイデンへの移籍が浮上しているという。

日本企業DMMが保有するシント=トロイデンには、谷口彰悟、山本理仁、伊藤涼太郎、小久保玲央ブライアン、畑大雅、松澤海斗の日本人6選手が所属している。

後藤はアンデルレヒトで高い評価を得ているものの、英語が堪能ではないためコミュニケーションに難しさを感じており、多くの日本人選手が所属するシント=トロイデンでは、言語の問題はそれほど深刻ではないだろうとも。

後藤とアンデルレヒトとは2028年まで契約があり、移籍金は120万ユーロ(2億円)ほどが想定されている。そのため、買い取りオプション付きのレンタル移籍が最善案になりうるとのこと。

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