
浦和レッズも参加しているFIFAクラブワールドカップ。
賞金総額1500億円の世界大会にはアマチュアチームも出場している。
全員が兼業選手で構成されているオセアニア王者のオークランド・シティFCだ。
そのオークランド・シティは、ドイツ王者バイエルン・ミュンヘンとの初戦に0-10で敗戦。20日に行われたポルトガルの強豪ベンフィカ戦にも0-6で敗れた。
この試合でオークランドの中国人選手が見せたリアクションが話題になっている。
前半終盤、相手が蹴ったボールが35歳のチョウ・トンの顔面を直撃。
その場に倒れ込んだ彼は、自チームのメディカルスタッフから手当てを受けていた。

だが、その後、味方であるはずのスタッフに激しい言葉をぶつけていたのだ。

ポルトガル紙『Record』は、「現実離れした光景」とこのシーンについて伝えていた。
「一体何が起きたのか?オークランド・シティのチョウ・トンはメディカルチームマネージャーの勧告に激しく反発した。
ベテラン選手を治療した後、メディカルチームマネージャーは交代を指示した。MFはこの出来事に動揺した」
脳震盪が疑われるようなシーンだったためにスタッフは交代させようとしたものの、本人がそれに強く反発していたようだ。
それほどの大舞台だったということだろうが。
すでに敗退が決まったオークランド・シティは24日にボカ・ジュニオルスと対戦する。