元日本代表DF阿部翔平は17日、自身のSNSを更新。今シーズンをもって、プロサッカー選手としてのキャリアに一区切りをつけることを決めたと発表した。

阿部は1983年12月1日生まれの41歳。神奈川県横浜市の出身で、横浜フリューゲルスジュニアユースから市立船橋高校、筑波大学を経て、2006年に名古屋グランパスでプロ入りした。

正確かつ強烈な左足のキックを誇る左サイドバックとして台頭。当時名古屋を率いていたオランダ人のセフ・フェルフォーセン監督は、退任の際に阿部をオランダへ連れていくことも検討していたという。

2008年に就任したドラガン・ストイコヴィッチ監督のもとでも主力として活躍し、2009年には日本代表へ初選出(出場は無し)。名古屋がJ1初制覇を達成した2010シーズンもレギュラーを務めた。

名古屋を退団した2014年以降はヴァンフォーレ甲府とジェフユナイテッド千葉でプレーし、その後は地域リーグへ。SHIBUYA CITY、C GROSSO知多と渡り歩き、今年3月に愛知県3部リーグの八事FCへ加入していた。

今季限りでの現役引退を表明した阿部は、「今期の残り公式戦4試合。ピッチに立つ限り、最後まで全力でプレーします。これまで応援してくださった皆さま、本当にありがとうございました。公式戦をすべて終えたあと、改めてこれまでのキャリアを振り返り、想いを言葉にしたいと思います」と綴っている。

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