今季ドイツ1部のマインツで鮮烈なパフォーマンスを見せた佐野海舟が、1年3ヵ月ぶりに日本代表へ復帰した。

昨夏鹿島アントラーズから移籍した佐野は、リーグ全34試合に先発出場。

初の海外とは思えないほどの活躍でチームをけん引し、マインツの6位に大きく貢献した。

今季記録した走行距離「393.7キロ」は、ブンデスリーガ全選手のなかでトップ。

しかし、2024年7月に不同意性交の疑いで逮捕されており、不起訴処分になったものの、それ以降は代表に招集されていなかった。

今回、2024年3月以来となる代表復帰。しかも、オランダのNECで活躍する3歳年下の弟・航大も初招集されたことで、「兄弟での日本代表入り」が実現している。

そんな佐野海舟と佐野航大の日本代表招集を受けて、両選手のマネジメントを行っているUDN SPORTSが2人のコメントを発表している。

佐野海舟

「日本代表に選出していただき本当に嬉しく思います。サポーターやファンの皆様の前で、サッカー選手としてしっかりプレイできるように今後も努力を継続していきますし、全力で頑張ります。そして、色々な人にご迷惑をかけてしまった事、大変申し訳ございませんでした。

サッカー以外の部分についても、今後も自分のできる社会貢献活動などを継続させていただき、日々努力していきたいと思います。本当に申し訳ございませんでした」

佐野航大

「日本代表に選出していただき、大変嬉しく思います。自分の目標でもあった日本代表でもあるので、自分の個性を活かし貢献できるように頑張ります。

そしてライバルでもあり、自分を一番理解してくれる兄、海舟といつか兄弟一緒に日本代表でプレイするという事も、子供の頃からの夢でもありました。このような機会を頂き本当にうれしく思います。自分の出来る事を全力で頑張りますので応援よろしくお願いします」

森保一監督率いる日本代表は、佐野兄弟を含む多くの新戦力とともに、6月5日(木)にアウェイでオーストラリア、10日(火)にホームでインドネシアとのワールドカップ最終予選を戦う。

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