8月5日からイタリア遠征を行ってきた全日本大学選抜チーム。14日にその最後の試合となるフィオレンティーナとのフレンドリーマッチに臨み、2-1で勝利を収めた。

これまでジェノアに1-1、チェゼーナに1-1、ヴェローナに0-1、ミラン・フトゥーロ(ACミランのU-23)に4-1と4試合で1勝2分け1敗という結果となっていた全日本大学選抜。

14日にヴィオラ・パークで行われた試合は、フィオレンティーナにとっても今季初の公式戦まで最後のフレンドリーマッチということもあり、なんと2000人以上の観客が詰めかけたそう。

公式サイトのレポートによれば、フィオレンティーナのスタメンは9日のマンチェスター・ユナイテッド戦と同じ(デ・ヘア、ラニエリ、ポングラチッチ、コムッツォ、ゴセンス、グズムンドソン、ファジョーリ、ドーム、ドド、ジェコ、モイーズ・キーン)だったという。

先制点を決めたのはフィオレンティーナで、前半15分にゾームのドリブルからのクロスが入り、グズムンドソンが左足のシュートを決めた。

ただ、33分には全日本大学選抜の松永颯汰(流通経済大学)からのクロスを常藤奏(中央大学)が合わせて同点。そして81分、池⾕銀姿郎(筑波大学)のゴールで全日本大学選抜が逆転に成功し、2-1の勝利を収めている。

『violanation』によれば、日本は「セットプレーからの2得点だった」「日本が勝って当然の内容だった」とのことで、フィオレンティーナはそれほど機能していなかったよう。

なお、フィオレンティーナの公式サイトでは「キャプテンの⼭市秀翔(早稲田大学)と松永颯汰が特筆に値する。彼らはテクニックと個性に優れた選手だ」とのコメントもあった。

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