今年1月、韓国2部忠南牙山FCに加入した日本人MF佐藤岬。そんな彼のある社会貢献活動が話題となっている。
韓国メディア『スポーツワールド』は13日、忠南牙山FCが行っている社会福祉活動を報じた。
同クラブは保護犬の養子縁組活動を支援しており、選手たちがボランティア等に参加するほか、試合中に保護犬の募集情報を電光掲示板に掲示もしている。
そうした状況で、佐藤は現在、クラブが提携している動物福祉支援センターから、野良犬を一時的に預かり保護している。
外国人である佐藤は、今後も韓国でプレーを続けるか定かではない。仮に日本に犬を連れていく場合、ワクチン接種などで8か月以上の月日が必要だ。そうした制限もあることから、佐藤は保護犬を一時預かりという形で支援している。
佐藤は現地メディアの取材に対して、犬を飼うようになって以降人生がより幸せになったと語っている。実際、現在リーグ戦では9試合に出場し1ゴール1アシストと順調に韓国でのキャリアを進めている。
リトアニアやオーストリアなど世界をさすらう佐藤、愛犬の力も加わり、韓国でのキャリアを成功させることはできるだろうか。