10月2日にグローバルで発表され、話題を呼んでいるadidasのFIFAワールドカップ2026公式試合球『トリオンダ』。
adidasはこのボールの発表に合わせ、10月1日から10月2日にかけて、アメリカのニューヨークにて、FIFAワールドカップ2026に向けたadidasグローバル開催のプレスプレビューに参加した。
このイベントは、ワールドカップへ向けたブランドストーリーを本格的に始動するキックオフの場として開催されたもので、世界中から350名を超えるメディアやクリエイターが集結。
ジネディーヌ・ジダン氏やカフー氏らレジェンドの登場により会場は大いに盛り上がり、来年の大会に向けた数々のアクティベーションが展開された。
その一環として、『トリオンダ』が世界初披露され、FIFAワールドカップ2026への期待感を大きく押し上げている。
『トリオンダ』という名称は、TRI(トリ)が開催国である3ヵ国を、ONDA(オンダ)がスペイン語で「波」を意味しており、開催国を中心に世界に広がる喜びと高揚感の「波」を表現している。
デザイン・カラーは、開催国であるカナダ、メキシコ、アメリカの国旗からインスピレーションを受け、赤いカエデの葉(カナダ)、緑の鷲(メキシコ)、青い星(アメリカ)が大胆に描かれた。
赤、緑、青の3ヵ国の国旗カラーがパネル中央で繋がり、初めての3ヵ国共催を象徴しているほか、FIFAワールドカップトロフィーへのオマージュとしてゴールドの装飾が施されている。
『トリオンダ』に触れる「First Touch」体験や、ニューヨークの夜景を背景にした公式試合球のお披露目プロジェクション、さらにはFIFA ワールドカップ公式マスコット「クラッチ・ザ・ボールドイーグル(アメリカ)」の登場を楽しんだ参加者たち。
世界各国のクリエイターやメディアとともに、会場全体が来年開催されるワールドカップを先取りする熱気に包まれた。
イベントに参加したadidasのブランドアンバサダー、2002年の日韓ワールドカップで優勝トロフィーを掲げた元ブラジル代表DFカフー氏は『トリオンダ』について、「素晴らしいボールだと思います。3つの国を象徴していて、見た瞬間に強く心に残る美しいボールだと感じました。まさに、サッカーを象徴するボールだと思います」と印象を語った。
また、adidasのグローバルフットボール部門のソレーヌ・ストールマン氏は、国境を跨ぐ3カ国開催の背景で、気候、湿度など環境の違うスタジアムでボールテスティングを実施したことを特に強調。
「7つのスタジアムでのトライアルを実施。大きな大陸で様々な状況を試すと、様々な発見があった。その発見をテクノロジーを駆使しながら素晴らしいデザインに落とし込み表現できたことを嬉しく思う」とコメントしている。
今回のイベントは、adidasがFIFAワールドカップ2026に向けて仕掛けるグローバルキャンペーンの幕開け。いよいよ4年に一度の"ワールドカップムード”が本格的に高まっていくことになりそうだ。

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