前田大然、旗手怜央、山田新、稲村隼翔の日本人4選手が所属するスコットランドの強豪セルティック。

リーグ5連覇を目指すチームは、14日に行われた第5節キルマーノック戦に2-1で勝利した。

日本代表活動から戻った前田は先発から70分プレー。後半11分にはヘディングシュートで今季リーグ戦初ゴールを決めた。

『Sky Sports』で解説した元スコットランド代表FWジェイムズ・マクファデンは「素晴らしいヘディング」と前田の得点を称賛。

昨シーズンは公式戦33ゴールと大活躍した前田は、今夏の移籍を希望しており、個人合意に達していたものの、セルティック側の都合により破談に終わった。

そうしたなか、元セルティックFWクリス・サットンは、『Sky Sports』でこう語っていたそう。

「セルティックが前田を手放さなかったのは正しい判断だと思う。彼のセルティックへの献身に疑問を呈する者がいるか?絶対にない。

彼が努力し、ハードワークし、契約下でチームのために全力を尽くすことは分かっている。それに疑いはない。

しかし、彼をセンターフォワードとして起用する限り、左サイドでの彼の影響力が自然と欠けることになる。

前田はセルティックのユニフォームを着ている限り全力を尽くす。1月に彼が放出されるかどうか、そしてセルティックに十分な代替選手が存在するかどうかは注目すべきだ」

また、セルティックの宿敵レンジャーズでかつて活躍した元FWクリス・ボイドも「前田は”9番(センターフォワード)“ではない。

あそこでプレーすることはできるが、セルティックはストライカーをピッチに出す必要がある。前田を責めているわけではない。問題は動き方だ」と述べていた。

セルティックは、21日にリーグカップでパーティック・シスルと対戦する。

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