スコットランド1部リーグ4連覇中の強豪セルティック。
これまでも中村俊輔、水野晃樹、古橋亨梧、前田大然、旗手怜央、井手口陽介、小林友希、岩田智輝ら日本人がプレーしてきた。
現在は前田と旗手、そして、新加入の稲村隼翔と山田新が所属している。
そのセルティックは4日に行われたセント・ミレンとの開幕戦に1-0で勝利したが、決勝点を奪ったのは終盤の後半42分だった。
前田と旗手は先発し、稲村は欠場。一方、山田はベンチ入りしたものの、最後まで出番はなかった。
25歳の山田は、身長175cmほどながら、フィジカルと得点力を兼ね備えたストライカー。桐蔭横浜大学を経て川崎フロンターレに復帰すると、2024年のJ1では19ゴールと活躍し、7月の東アジアE-1選手権で日本代表デビューを果たした。
『BBC』によれば、ブレンダン・ロジャーズ監督は、得点を狙う場面で山田が起用されなかった理由をこう説明していたそう。
「(22歳のFW)ジョニー・ケニーを投入した。
11人しか配置できない。我々は選手層が厚いので、アダム・イダーを下げて、ジョニーを投入したが、その時間帯に得点を奪えた。
チームをリフレッシュさせるために2人の8番(MF)を投入し、そのうちのひとり(ルーク・マコワン)がゴールを決めた。
サッカーではプレーしていない選手の価値が高まることは分かっているが、私は常に誰が出場できるかを判断している。
ジョニー・ケニーはプレシーズンでよくやっていたし、ハードワークして、ゴールをクリエイトした。ただ、もしプレーしない選手についての質問に全て答えるなら、一日中ここに座っていることになる」
単純に戦術的な理由でほかの選手を起用したとのこと。
セルティックは10日にアバディーンとの第2節を戦う。