スイス『Blick』は16日、今月15日に開催されたスウェーデンリーグ1部第9節IFKヨーテボリとエステルスIFとの一戦でフーリガンの襲撃事案が発生したと報じた。

同メディアによると、15日夜にヨーテボリサポーターが暴徒化した。

0-1でヨーテボリがリードを許すと、試合中に男が広告板に登り、エステルスDFセバスチャン・スターケ・ヘドランドを殴った。後者はかろうじてそれ以上の暴行から避けられたため、負傷はなかった。

ヘドランドはテレビの取材で「最初は彼が私を追いかけているとは気づきませんでした。目をそらして、すぐに振り返ると、彼の腕が私に触れていました。幸いにも逃げることができたんです」と、危機一髪で助かった。

続けてヘドランドは「深刻な事件にもかかわらず、長時間の中断の後もなぜ試合が続行されたのか理解できない」と怒りを見せていた。

試合は0-1でエステルスが勝利を収めたが、騒動が終わる気配はない。

この事件はスタジアムのセキュリティに関する議論も引き起こした。

同スタジアムの安全を管理するヨナス・アルマルク氏は「これは単発の事件だと考えたい。学ぶべきことは常にあるので、我々はそれについて検討するつもりだ」と再発防止に努めると示唆した。

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