
5日に行われたFIFAワールドカップ・アジア予選で、インドネシア代表はホームで中国を相手に1-0で勝利。4位以内を確定させ、4次予選への進出を決めた。
インドネシアにとって、中国は1957年5月以来68年に渡って勝てていないという苦手のチームであったが、この試合では前半からペースを握った。
攻勢をかける中で39分にはペナルティキックを獲得し、それを決めて先制点を奪取。それを最後まで守りきって、貴重な勝点3を獲得することに成功した。
話題になっているのは、この試合が行われたゲロラ・ブン・カルノ・スタジアムに掲げられたバナー。
サッカー人気が非常に高いことで知られるインドネシアだけあって、会場には6万9000人もの熱いサポーターが詰めかけた。
そしてゴール裏にはスタジアムの二階席の半ばまで届くほどの巨大なバナーが掲示されていたのだ。
中国の名所である万里の長城を攻略するという意味のイラストが書かれており、この試合に対するサポーターの情熱や闘争心を感じられるものだった。
インドネシア代表はこのサポーターの応援に応えるように、中国代表を相手に歴史的な勝利をあげ、4次予選への切符を獲得。本拠地で大きな結果を手にしている。