日本から浦和レッズも出場するFIFAクラブワールドカップが14日にアメリカで開幕を迎えた。同大会は、賞金総額1500億円の世界的トーナメントだ。
日本代表DF伊藤洋輝が所属するドイツの世界的強豪バイエルン・ミュンヘンはグループCを戦う(負傷離脱中の伊藤は今大会登録外)。
15日の初戦で対戦するのは、オセアニア王者のオークランド・シティFCだが、彼らはアマチュアチームだ。
『CNN』によれば、フォークリフト運転手、ソーダのセールスマン、不動産業者などを含めて仕事や勉強をしながらプレーしている選手たちで構成されているそう。
監督は「全選手がサッカー活動と並行して他の仕事がある。彼らは有給休暇を取得しなければいけなかったが、一部選手は今大会に参加する時間を確保できなかった」と説明している。
キャプテンのマリオ・イリッチは「私たちは2つ、場合によっては3つの仕事を掛け持ちしながら、トップレベルで戦おうとしています。恋人に会えるのは金曜日の夜か、たまに日曜日くらいですが、ありがたいことに彼女は選手のキャリアが有限であることをよく理解してくれていて、私の夢を追いかけさせてくれる」とコメント。
GKコナー・トレーシーも「(クラブW杯で対戦するチームが決まると)顎が床に落ちそうになりました。どのチームもこのスポーツにおいて素晴らしい歴史と名声を誇っています。まさに、自分の実力を試したい相手という点で、まさに夢の組み合わせです」と語っている。
そのオークランド・シティには日本人の尾崎健太郎も所属していたが、大会前に退団したようだ。
「3年間住んだニュージーランドを出る事になりました。