
サッカー選手の中にはペナルティキックを得意とする者もおり、ゴールキーパーとの一対一の駆け引きでシュートを決める職人的な存在もいる。
とはいえ、PKはチームとして獲得したものでもあり、それがあまりにも多い選手は得点数ほど認められないこともある。
今回は「21世紀で最も流れの中でのゴール数が多い選手ランキング」のトップ6をご紹介する。データはTransfermarktのものを使用した。
6位:カリム・ベンゼマ
PKなしのゴール数:453点
レアル・マドリーではクリスティアーノ・ロナウドの影に隠れる時間が長かったが、ベンゼマも高額の報酬に見合うだけのゴールを決められる選手だった。
2000年以降の1試合平均0.47ゴールという記録を持っており、現在も37歳で現役を続けている。クラブレベルで458ゴール、代表で37ゴール、そのうちPKは42ゴールだった。
5位:ズラタン・イブラヒモヴィッチ

PKなしのゴール数:471点
ズラタン・イブラヒモヴィッチは最高峰クラスのゴールハンターである。彼のハイライト映像はまさに圧巻であり、そのアクロバティックなシュートはエンターテイメント性にあふれている。
トップレベルでの長年の活躍により、PKを除いても数多くのゴールが記録されている。クラブレベルでは496ゴール、代表で62ゴール、そのうちPKは87ゴールだった。
4位:ルイス・スアレス

PKなしのゴール数:519点
現在もインテル・マイアミで活躍を続けているルイス・スアレス。驚異的な闘争心と狡猾さを武器に戦ってきた彼は、様々な形でゴールを決められる「キラー」だ。
2000年以降の全試合において、PKを除いたゴール数は519。クラブレベルで505ゴール、代表で69ゴール、そのうち55ゴールがPKでのものだった。
3位:ロベルト・レヴァンドフスキ

PKなしのゴール数:607回
運悪く1度もバロンドールを獲得することができていないロベルト・レヴァンドフスキ。ロナウドやメッシと同じ時代に生きたことは不運だったかもしれないが、その数字は彼の実力を証明している。
これまでのキャリアで出場した992試合において、PKを除いたゴール数は607。
2位:クリスティアーノ・ロナウド

PKなしのゴール数:758点
サッカーの歴史上もっとも多くのゴールを決めてきたクリスティアーノ・ロナウドであるが、PKを除くと2位にランキングされる。
これまでクラブと代表を合わせて出場した1275試合において、PKを除いたゴール数は758であるとのこと。クラブレベルで794ゴール、代表で138ゴール。ちなみにPKでは174ゴールを決めている。
1位:リオネル・メッシ

PKなしのゴール数:768回
クリスティアーノ・ロナウドよりも全ゴール数では劣るものの、PKを除けばランキング1位に躍り出たリオネル・メッシ。かつてはPKを苦手にしていたこともあって、意外に数は少ない。
クラブレベルで768ゴール、代表で112ゴール。奇しくも代表でのゴール数と同じ112がPKでの得点数だ。