「日本人はフィジカルが弱い」。サッカー界で長年語られてきたこの言説に、異なる視点を提示するトレーナーがいる。

Jリーグ開幕時のサンフレッチェ広島で、歩行すら困難な状態だった風間八宏のひざを支え、広島カープで長く活躍した大エース・佐々岡真司を復活に導いた“身体の専門家”、アスレチックトレーナーの西本直は、「筋肉の大きさではなく、筋肉や骨を含めた身体の使い方にこそ差が出る」と語る。サッカー界に独自の存在感を放つ風間理論の根幹を支え、風間をして「身体のことは西本さんに聞け」と言わしめる伝説のトレーナーに話を聞いた。

(インタビュー・構成=大塚一樹、トップ写真=Abaca/アフロ、本文写真提供=@FUKUYAMA CITY FC ACADEMY 2025)

身体の構造が証明する「前側はブレーキ、後ろ側はアクセル」

――南葛SCの風間八宏監督がよく口にする「前側の筋肉はブレーキ、後ろ側はアクセル」という言葉は、西本さんの理論が源流にあると聞きました。まずはこの言葉の意味を教えてください。

西本:これはもう、難しい理屈じゃなくて、人間の身体の構造を見れば当たり前のことなんですよ。まず、基本的な質問をしますけど、人間の「背骨」って身体のどこにあると思いますか? 正面から見れば、真ん中にあります。でも、横から見たらどうですか? 背骨は背中側、つまり「後ろ」にありますよね。どんなに身体の大きなお相撲さんでも、背中を触れば背骨に触れます。

 人間が行える基本的な動作は、骨盤と背骨を中心として、「前後(お辞儀・反る)」「左右(横へ倒す)」「回旋(左右に振り向く、ねじる)」の6方向しかありません。この動きを司っている背骨が身体の後ろ側にあるから、後ろ側の筋肉が力を出すために必要な「アクセル」になるというわけです。

――構造的には筋肉ではなく背骨、骨盤、「骨」が重要だと。

西本:人間の体が動くメカニズムは、シンプルに言ってしまえば「骨に付着している筋肉が収縮して関節の角度が変わるから動く」ということです。筋肉の仕事は骨を動かすことでそれ以上でも以下でもありません。

 アスリートの身体の動きが滑らかに見えるのは、骨で形成される関節が連動して自然に動かすことができているからなのです。

――中でも後ろ側の骨の動きが6方向の動きのアクセルになる?

西本:背骨と骨盤は身体の後ろ側にあり、それらを引っ張って動かしている筋肉も体の後ろにあるということですよね。それなのに、世の中のトレーニングは身体の前側ばかり鍛えようとする。腹筋が6つに割れてるとか、胸筋がピクピク動くとか。

 世間で言われている“筋トレ”をして、筋肉を肥大化させたり、筋力の絶対値を上げたりすることと、スポーツの競技や種目に応じた身体の使い方に沿った力を出せるようになることはまた別ですよね。ボディビルや重量挙げなどの競技を否定するつもりはありませんが、例えばサッカーなら前側の筋肉より後ろ側の筋肉によって動かせる部分のほうが重要ということになります。

パフォーマンスに影響する屈筋と伸筋の役割の違い

――後ろ側の筋肉と前側の筋肉の違いについてもう少し教えてください。

西本:後ろ側の筋肉は、身体を伸ばす方向に働く筋肉、つまり伸筋群が中心です。背中やお尻、ハムストリングスなどですね。これらは身体を起こしたり、地面を押したり、推進力を生むときの主役になります。

 一方で前側の筋肉は、身体を曲げる方向に働く屈筋群が多い。おなかや胸、太ももの前などです。脳から命令が出ると筋肉は基本的に縮むことで力を発揮しますが、前側の筋肉が強く緊張すると身体はどうなりますか? おなかや胸に力を入れると、背中が丸まり、前に縮こまる姿勢になりますよね。

深呼吸して胸を開き、リラックスするような姿勢はできないはずです。

 前側の筋肉は姿勢を守るうえで重要ですが、過度に優位になると関節の動きを固めやすい。特に体幹前面が強く緊張すると、背骨や骨盤のしなりが出にくくなり、結果として動きが“ロック”された状態になります。

――だから「前側はブレーキ」なんですね。

西本:前側は守る役割が強い。動物にとって身体の前面、おなか側は、内臓を守る構造です。運動の推進力そのものは、どちらかというと後ろ側の筋肉が担っています。

 野生のライオンや虎を見てください。彼らの腹筋は割れていないでしょう? それなのに人間だけが、前側を固めて腹筋を強調しようとする。もちろん腹筋も必要ですが、前面を優位にしすぎると、身体は常に屈曲方向に引っ張られ、動きは小さくなってしまう。

 本来、人間は後ろ側の筋肉、つまり伸筋群を主導にして動くようにできています。直立姿勢を支えているのも背面の筋肉です。

 ボクシングのパンチだってそうでしょう。前側を縮めて「ウッ」と打つより、背中から肩甲骨を使い、地面を押して体幹をしならせて繰り出したほうが強い。力は後ろから前に伝わる。前側の筋肉は最後に“伝える”役割であって、主役は後ろ側の筋肉なんです。

――前側(屈筋)を使うと動きがロックされる。それはサッカーのプレーにどう影響するのでしょうか?

西本:例えばボールをトラップするときに、身体の前側に力を入れて構えると、身体は前屈みに固まった状態になりますよね。これをよく「電信柱」になっていると表現するのですが、ガチガチに固い柱に当たれば、ボールは当然反発して跳ね返ってしまいますよね。ボールをピタッと止めたり、自分の思ったところにコントロールするためには、身体の後ろ側の筋肉である伸筋を使う必要があります。引っ張る筋肉を使って立てば、身体は柔らかいクッションになります。私は子どもにトラップの時の身体の使い方を教えるときには「スライムになれ」と言っていますが、自分が液体のようにぐにゃぐにゃになって衝撃を吸収して足元にピタッと止めるためには、後ろ側の筋肉をうまく使わないとダメだということです。

ラグビーの小柄な巨人が証明する“伸筋”の威力

――日本ではサイズや筋肉の大きさ、量が海外とは違うからという論になりがちですが、“フィジカル”の差と言われがちな接触プレーについても同じことが言えるのでしょうか?

西本:例えばリオネル・メッシがドリブルで目の前に向かってきたとき、ディフェンダーはどうなりますか?  みんな身体をかがめて身構えてしまうんですよ。メッシに対する先入観なのか、恐怖心なのか緊張なのか、「ウッ」と身構えて、前側の筋肉に力を入れて縮こまってしまう。

 メッシのドリブル動画を見ると、ディフェンダーは対応が遅れているだけでなく、接触したとしても初めからバランスを崩しています。

身体の大きさ、質量では負けているメッシが当たり負けしない場面もありますよね。

 あれは、悪い意味で身体が「緊急避難」をしちゃってるんです。人間はとっさのとき、本能的に身体の前側の屈筋群を使って身を守ろうとします。だから、“あのメッシ”に対応しようと構えているつもりが、実は自分で自分の身体にブレーキをかけて、居着いてしまっている。メッシの動きにもついていけないし、身体が接触する前にバランスが崩れているんです。

――本来持っているフィジカル以前に、自滅してしまっていると。

西本:そうです。だから私は、「よし、じゃあ我々は屈筋じゃなくて、後ろ側の伸筋群をうまく使えるようにしたら対抗できるんじゃないか」と言い続けているんです。

 日本人は身体が小さいとかパワーがないとか言いますけど、相手が勝手にブレーキを踏んでくれているなら、こっちがアクセル全開で行けば勝機はあるわけです。

――「小柄でも身体の使い方で勝てる」ということを証明しているアスリートの例はありますか?

西本:サッカーではありませんが、ラグビーのワールドカップを見ていて「これだ!」と思った選手がいました。南アフリカ代表のファフ・デクラーク選手(横浜キヤノンイーグルス)です。金髪の長髪を振り乱しながら、動き回る姿が印象的だったのですが、背も低いのに(身長は公称170cm)、自分より一回りも二回りも大きな選手にも当たり負けせず、むしろ引き倒しているシーンもありました。

――ポジションは司令塔のスクラムハーフですが、たしかにタックルで相手を止めるシーンも目立ちましたよね。なぜあんなことができるんでしょう。

西本:私が見たところによると、デクラーク選手は、伸筋を使うのがとてもうまいと感じます。大きな相手選手が、屈筋でガチっと構えて待っているのに対して、デクラーク選手は身体を伸ばしながら相手に突っ込んでいくんです。縮こまって止まっている「ブレーキ」の塊に、伸びながら動いている「アクセル」の塊がぶつかっていく。 そうすると、サイズ関係なく、伸筋が勝っちゃうんですよ。

 屈筋には「固める」力はあっても、衝撃を吸収したり押し返したりする力は弱い。逆に、伸筋には吸収力があるんです。

 日本のサッカー選手でいうと、中田英寿さんなんかも伸筋を使えているから、ぶつかっても「トン」と衝撃を受け流して、身体がずれていくような感じで前に進める。衝突になったら、体重が重いほうが勝つに決まっていますが、デクラーク選手や中田さんは、伸筋の特性をうまく利用して自分よりはるかに重い相手の力をうまくいなしたり逆に吹き飛ばしたりできるんです。

 ワールドカップでデクラーク選手を見たときは、「ほら、俺が言ってる通りだろう!」って一人で興奮してましたよ。一度彼と話してみたいくらいです(笑)。

大久保嘉人の「有給休暇」が減った理由と回路をつなぐ筋トレ

――実際に関わった選手の変化で印象的なことは?

西本:八宏が川崎フロンターレの監督になったとき、フィジカルコーチとして呼んでくれたときに指導した大久保嘉人は面白い例かもしれません。私が川崎にいたのは本当に短い期間で、後に3年連続得点王になったときは直接指導していたわけじゃないんですけど、こんな会話をしたことはよく覚えています。

私から、「黄色いカードいっぱいもらって有給休暇よく使っとったらしいね」と冗談交じりに話して、その原因が身体からきているかもしれないと説明しました。

 思うようにボールが来ないと、イライラして屈筋を使うようになり、身体は縮こまり、視野が狭くなって目の前のことしか見えなくなります。そうすると動きもギクシャクして余計なファウル、カードをもらうことになってしまうのです。

 良い選手は上体を起こして、首を振りながらプレーすると言われますが、屈筋優位ではそういう姿勢にはなりません。大久保選手には身体の後ろ側の伸筋を使う方法を指導しましたが、それから力が抜けてファウルやカードが減りました。

――では、サッカーやスポーツ全般にとって筋トレは無意味なんでしょうか?

西本:誤解されがちですが、私は筋トレを否定しているわけではありません。例えば「ラットプルダウン」という、上からバーを引っ張って背中を鍛えるマシンがありますよね。あれをやる時、ほとんどの人はバーをギュッと「握って」しまいます。そこが落とし穴なんです。手を強く握ると、前腕や力こぶ(上腕二頭筋)、つまり「前側の筋肉」のスイッチが入ってしまう。そうすると、背中の筋肉(広背筋)は主役になれません。

 大きなエンジンである背中の筋肉を使うためのトレーニングなのに、前腕を鍛えてしまっている。私が指導する時は、特殊なストラップなどを使って、指先の力を抜かせます。そして「背中で引く」感覚を教え込む。そうすると、今まで10回しかできなかった重さが、軽く引けるようになるんです。「あれ? 軽いです」とみんな驚きますよ。筋力そのものを上げるというより、眠っていた「後ろ側の筋肉」への回路をつないで、全身を連動させるトレーニングですね。

――サッカーで強いシュートを打つための筋トレはどうでしょう? 太ももの前の筋肉が必要な気もするのですが。

西本:それも多くの人が勘違いしていることの一つですね。例えば座って膝を伸ばす「レッグエクステンション」というマシンがありますよね。あれで太ももの前(大腿四頭筋)を鍛えれば強いシュートが打てるかというとそうではないのです。

 実際のサッカーで、座った状態でひざから下の力だけでボールを蹴ることはありませんよね。軸足を踏み込み、背中や股関節、つまり「後ろ側の筋肉」を使って全身を連動させることで、初めて強いボールが蹴れるのです。

 私が指導する場合、筋肉を個別に鍛えるのではなく、背中から足先まで全身が連動する「回路をつなぐ」トレーニングを行います。そうすると、軽く振ったように見えるのに、ボールが重く、鋭く飛んでいくようになります。

身体能力だけではないサッカーの能力

――そうした理論が、サンフレッチェ広島時代に根づいて、風間さんのサッカー理論に影響を与えたんですね。

西本:八宏が私のやり方に興味を持ってくれて、サンフレッチェでも結果が出たことは良かったですよね。当時のサンフレッチェは、高木琢也、森保一、前川和也など日本代表選手もいたんですけど、彼らは私のトレーニングをやると身体が動くことをわかっていたので、「代表合宿に行っている間もトレーニングを続けたい」と言ってくれたんです。今はわかりませんが、当時は、日本代表専用のトレーニングジムなんてなかったので、合宿所の近くにあるスポーツクラブを調べて「サンフレッチェの西本と申しますが、うちから行っている代表選手が施設を使わせてもらいたいんですが」って電話するんです。当時はJリーグブームのまっただ中。日本代表の人気もあったので、「どうぞどうぞ!」って大歓迎してくれました。

――選手たちは代表合宿中も西本式トレーニングがやりたい。

西本:そうです。重いバーベルをガシャンガシャン挙げるような筋トレじゃありませんからね。軽い重さで、身体の連動性を高める地味な動きばかりです。「代表選手が来るからどんなすごい重量を挙げるのかと思ったら、わけのわからん動きをしている」とか、伸筋を意識する姿勢が「反り腰」に見えるらしく、「そんなやり方では腰を痛める」とかいろいろ言われましたけどね。

 ただ、合宿中の練習や試合でのサンフレッチェの選手たちの動きがやたらにいいと。他のチームから来ている代表選手たち、例えば北澤豪さんなんかが「何をやってるの?」って興味を持ったという話は聞きました。

――サッカーの動きについては、サンフレッチェに入ってから学んだそうですね。

西本:サッカーのことは全然知らないで入りましたけど、例えば八宏は身体能力で言ったらチームのトップどころか、中位くらいだったかもしれない。けれど、ピッチに立つと八宏が一番良い動きをしているんです。能力が高いはずの選手はピッチに入ってボールや相手と関わる動きになると全然活躍できていない。なんでかな? と自分なりに考えて、サッカーに役立つ、効果的な身体の使い方と、それを引き出すためのトレーニングを考えるようになりました。

「農耕民族」の特性をアドバンテージに

――日本人ならではの身体的特徴という面ではどうでしょう? ざっくりですが西洋人との違いはあるのか、またそれを生かす方法はあるのか。

西本:日本人が世界で勝てない理由を、体格や筋肉量に求める人もいますが、たしかに違いはありますけど、それが優劣になることはないと思っています。

 そもそも文化的な違い、身体の使い方の違いがありますよね。 私がよく言うのは、道具の使い方です。日本のノコギリは「引いた」時に切れるようにできています。でも欧米のノコギリは「押して」切るんです。

 日本人は農耕民族で、地面にあぐらをかいて座り、手元で細かい作業をするのが得意な民族です。骨盤が後傾し、身体を縮めて「引く」動きが染みついている。ちんまりするのが得意なんですよ。対して欧米人は狩猟民族で、獲物を追うために骨盤が前傾し、身体を外へ向かって「伸ばす・押す」動きが得意なんです。

――そもそものベースが違うと。

西本:そうです。ベースが「引く」設定になっている日本人が、いくらジムで筋トレをして身体を大きくしても、ブレーキを強化しているようなものです。 そこへ、エンジン全開で「押して」くる欧米人がぶつかってきたらどうなるか。後者が勝つに決まっています。 向こうはダンプカーでアクセル全開なのに、こっちは軽自動車でブレーキ踏んで待ってるようなもんです。勝てるわけがありません。

 ラグビーのデクラーク選手の話をしましたが、彼はまさに「狩猟民族」の身体の使い方、つまり「伸筋」を使って相手を吹っ飛ばしている。日本人がこれに対抗するには、筋肉を大きくする前に、まずこの「身体のOS」を書き換えなければなりません。

――サイズやパワー、フィジカルという言葉で片づけずに、日本人の特性を生かしていかないといけないということですね。

西本:それを証明するような面白いことがあって、去年の大晦日に関東の大学に通っているバスケットボールの選手が私の元に来たんです。身長190cm近くて、もう目の前に立つと壁みたいに大きい現役バリバリのアスリートです。彼は「どうしても外国人留学生に当たり負けしてしまう」と悩んでいました。

 その彼は、私の話をよく理解してくれていて、周りがたくさん食べて身体を大きくしたり、筋肉を鍛えて、パワーで負けないようにとやっているのに違和感があったようなんです。

 そこで、彼と腕相撲をすることにしたんです。もうすぐ70歳になるじいさんと、現役バリバリのアスリート。しかも身長差もかなりある。

――普通は勝負にならないと思いますよね。

西本:最初は腕を曲げて、屈筋同士で固めたんですよ。その状態でもなかなか僕を押し込むことができないんですけど、次に、身体の後ろ側に意識を変えて伸筋を使ったんです。そうしたら190cmもある若者の腕を私がグッと持っていけたんです。

 彼も目を丸くして驚いてましたけど、体をデカくしろとしか言われなかったところに、身体の使い方次第でこんなことができるんだとわかって、うれしそうに帰っていきました。

 平均したら身体の大きな欧米人に勝つためには、屈筋と伸筋の違いを理解した上で、身体の使い方を工夫する。日本人の特性を生かして、それを強みに変えていくことが大切だと思います。

――現在は一線から退かれているそうですが、日本人ならではの身体の使い方、“フィジカル”の再定義やアップデート、まだまだ西本さんの話を聞きたい人は多いと思います。再びトップアスリートのサポート、指導をするおつもりは?

西本:現場の第一線からは離れましたし、介護が必要な妻の看病もありますからね。やるとなったらとことんやりたいタイプなので、今のところその気力はないんです。私はただ、「人間の身体はこうなってるよ、後ろ側に背骨があるんだから後ろを使おうよ」という当たり前の事実を伝えてきただけなんです。もし、もしですよ。この試合でこの選手の動きを見てくださいとか、依頼があればまぁ見るんでしょうね……。今は、地元の子どもたちも含めて、自分が関わった選手たちが少しでも長く、思い通りに身体を動かせるように、そのお手伝いができればと思っています。

【連載前編】風間八宏のひざを支え、サンフレッチェを変えたトレーナーとの出会い「身体のことは西本さんに聞けばいい」

<了>

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西本直(にしもと・すなお)
1958年生まれ、愛媛県出身。温古堂津田治療室の故渡辺栄三氏と出会い、操体法を学ぶ。1993年にJリーグ・サンフレッチェ広島のトレーナーに就任し、1994年の1stステージ優勝を陰で支える。ヴィッセル神戸フィジカルコーチを経て、1999年から広島東洋カープ、佐々岡真司投手のパーソナルトレーナーを務める。同投手と二人三脚で投球動作を解析し、まったく新しいトレーニング方法を確立。一般人向けのボディメンテナンスとプロスポーツ選手の「動きづくり」のトレーニングに取り組む。2013年には川崎フロンターレのトレーナーも務めた。現在は広島の自宅での施術に加えて、定期的に呉港高校野球部や福山シティFC U-13のトレーニング指導を行っている。

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