北海道帯広市のコンビニエンスストアで男性店員に暴行をしたとして、53歳会社役員の男が逮捕された。

 警察によると、男は14日午後6時50分頃、帯広市内のコンビニエンスストアを訪れると、レジの機械で精算をしようとしたところうまく行うことができず、男性店員の対応に腹を立て、「店長を呼べよ」などと叫び、店員の肩をカバンで殴った疑いが持たれている。


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 その後、男性店員が通報し、警察官が駆けつける。防犯カメラの映像から犯行を確認し、駐車場にいた男を暴行の疑いで現行犯逮捕した。警察の取り調べに対し、男は「店員の口の利きかたが気にいらなかった」などと話しているが、「バッグが店員に当たったかどうかわからかない」と暴行の容疑を否認している。容疑者は否認しているが、防犯カメラに動かぬ証拠が収められている以上、言い逃れをすることはできない可能性が高い。

 男の犯罪に、「会社役員だし、普段から偉そうに生きていたんだろ。会社外では、ただの一般人であることを忘れたか」「こういう人間って、職業で人を見ている。
コンビニ店員を下に見ているからこそ、こういう態度を取る」「狭い環境での身分、社会に出たらただのおじさん。それを認識できないおじさんが多すぎる」と怒りの声が上がる。

 また、「50代のくせに機械の使い方がわからないのは情けない」「警察がしっかり防犯カメラを確認して逮捕しているのに、『わからない』とか、逃げようとしている。許せない」「カネで解決させないでほしい」「起訴してほしい」などの指摘も相次ぐことになった。