泉氏の起こした騒動は今回ばかりではない。ある意味では暴言のオンパレードとも言える。
>>明石市長、『ひるおび』の誤情報に怒り「取材は一切なく、事実誤認だらけ」番組に説明求める<<
泉氏の知名度を悪い意味で上げてしまったのが、2019年に明らかになったパワハラ報道だろう。2017年、国道の拡幅工事に必要な立ち退きに関する土地交渉が難航していたことに対し、職員に「火付けて捕まってこいおまえ。
2020年には小学校区の新年会の席上、酒に酔った状態で市議会議員と口論になり、「もう議員辞めてまえ」と暴言を浴びせた。
2021年には「全国豊かな海づくり大会兵庫大会」のプレイベント会場において、税金が投入されているのに明石市のPR要素が少なすぎると苦言を呈した。さらにイベント運営業者に対し、「知事に言って業者を変えてやる」と恫喝したと一部メディアに報じられた。業者は市への抗議も行ったが、こちらに関しては泉氏は発言の事実を否定している。
こうして見ると、泉氏は激高しやすいタイプなのは確かかもしれない。ただ、そうした人物像を踏まえたとしても、子育て政策などに一定の評価があり、市民人気は高い。