中国ラオス鉄道の旅客と貨物を合わせた越境輸送量は今年上半期(1~6月)過去最高を記録し、「黄金の大通路」としての役割を持続的に果たしています。
中国南西部の雲南省磨憨(モーハン)市の出入国国境警備検査所の統計によると、今年1~6月、モーハン鉄道通関地では、前年同期比16%増の91の国と地域から出入国者延べ14万5000人余り(同3.5%増)が通関・検査を受けました。
旅客輸送が記録を更新する一方、貨物輸送も効率が上がっています。「中国・ラオス・タイ」の全行程コールドチェーンの輸送時間は、当初の55時間から40時間に短縮され、「瀾滄江メコン川高速ライン」国際貨物列車は、雲南省昆明からラオスの首都ビエンチャンまでの所要時間が26時間になりました。同鉄道を利用する会社の担当者によると、同社が販売している野菜は、雲南省玉渓市から「高速ライン」でラオスのビエンチャンに送られるのに20時間しかかからず、道路輸送に比べて約3分の1の時間を節約できるとのことです。(提供/CRI)