このほど開催された第12回世界高速鉄道会議で、中国の鉄道調査設計企業である中国鉄道設計集団電化電信院の羅健院長は取材に応じた際、中国の高速鉄道列車のけん引電力供給システムは、故障後1分以内に自動回復できることを明らかにしました。
羅院長によると、けん引電力供給システムは高速鉄道列車の唯一の動力源であり、その安全性と信頼性、インテリジェントで高効率、自立制御可能な特徴は、高速鉄道が安全かつ定時に高速運行するカギとなっているとのことです。
この技術は北京と遼寧省の瀋陽を結ぶ京瀋高速鉄道、北京と河北省の張家口を結ぶ京張高速鉄道など多くの高速鉄道ですでに導入・応用されており、将来的には全国の高速鉄道ネットワークをカバーするとのことです。(提供/CRI)