中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)傘下の中央テレビ(CCTV)の記者の情報で、国連安全保障理事会の議長国を務めるパキスタン代表部が明らかにしたところによると、安保理は米東部時間7月25日午後3時(日本時間26日午前4時)に、タイとカンボジアの国境情勢に関する緊急会合を開催します。関係者によれば、タイとカンボジア両国がそれぞれ安保理に対し会合開催を要請する書簡を送付し、会合では、国連政治・平和構築局(DPPA)の担当者が現状について報告をおこなう予定です。

現地時間24日、タイとカンボジアの国境地帯で銃撃戦が発生し、両国は互いに相手側が先制攻撃を仕掛けたと非難しています。タイ側は自国の行動を「自衛のための行動」と説明し、行動の継続期間は「現時点では不明」としつつも、外交交渉を通じて早期に衝突を終結させたい意向を示しました。カンボジア側は自国の対応を「自衛のための反撃を余儀なくされた」と主張し、タイ軍がタイ領内へ撤退するよう要求しています。(提供/CRI)

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