台湾メディアの聯合新聞網は30日、ロシアのカムチャツカ半島で起きたマグニチュード(M)8.8の地震について、沖縄を訪れた台湾人女性から日本人の優しさを称賛する投稿があったと報じた。

地震は同日午前8時25分ごろに発生。

日本でも太平洋側を中心に津波警報が発令された。記事によると、沖縄を旅行中の台湾の心理カウンセラー・黄暄文氏はSNS・Threads(スレッズ)で現地の情報を共有。翻訳アプリを使って知った日本政府の緊急通知の内容を紹介した。

黄氏は「人生初の津波からの避難体験。海洋博物館(DMMかりゆし水族館)で列に並んでたら、大音量で警報が鳴り響いたの。避難中も日本人は日本語を話していて、みんな(外国人観光客)は状況がよく分からず、自分でネットで調べるしかなかったわ」と述べた。

一方で、「日本人は本当にルールを守る人たち。津波が来るとなったら、全員すぐに退避したの」としたほか、「日本人にはとても愛があるわ。みんなで一緒に(避難させた)小動物にうちわで風を送ってあげていたの」と写真と共に報告している。

黄氏は現場で撮影した写真を複数枚投稿している。(翻訳・編集/北田)

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