米財務省外国資産管理室は現地時間7月30日、イランの石油トレーダームハンマド・ホセイン・シャムハニ氏が支配する海運ネットワークに対して制裁を課すと発表しました。この措置は50以上の事業体、個人、50隻以上のタンカーとコンテナ船を対象としています。

これは米政府が2018年、イランに対して「最大限の圧力」政策を実施して以来、最大規模の制裁となります。

米財務省が公式サイトで発表したプレスリリースによると、ホセイン氏の支配下にある海運ネットワークはイランとロシアの石油、石油派生品、その他の貨物を世界各地に輸送しています。フセイン氏の父アリ・シャムハニ氏はイランの最高指導者ハメネイ氏の政治顧問で、2020年に米国から制裁を受けていたとのことです。

米国務省も同日、イランの石油と石化製品の貿易と輸送に関与した20の事業体を制裁リストに入れ、10隻の船を凍結資産対象に指定したと発表しました。(提供/CRI)

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