シンガポール華字メディアの連合早報によると、中国の小学校近くで再び傷害事件が発生した。
連合早報が中国の複数のメディアの報道として伝えたところによると、湖南省耒陽市内の小学校近くで3日午後6時ごろ、30代の男が刃物で複数の人を切りつけ、2人が死亡、3人が負傷する事件があった。
目撃者によると、男は小学校の門の近くで刃物で人を切りつけ、さらにマージャン店に入って人を襲い、その後逃走して別の場所で拘束されたという。
記事は「中国ではこの1年間に複数の小学校の校門またはその近くで傷害事件が発生している」とし、昨年10月には広東省広州市内の小学校の校門近くで刃物を持った男が児童2人を含む3人を負傷させる事件や北京市内の小学校に面した路上で刃物を持った男が児童3人を含む5人を負傷させる事件があったこと、11月には湖南省常徳市内の小学校前で男が車で人々をはねた後、車から降りて刃物で襲いかかり、児童18人を含む計30人に軽傷を負わせる事件があったこと、今年に入ってからも4月に浙江省金華市内の小学校近くで下校時間帯に車が次々と人をはね、大勢の人がけがをする事件があり、5月には北京市海淀区の小学校近くで自動車が暴走し人を次々とはねる事件があり、6月にも北京市密雲区の小学校近くの交差点で暴走した車が付近にいた通行人らを次々とはねる事件があったことを伝えた。(翻訳・編集/柳川)