中国のSNS・小紅書(RED)に4日、「またしても日本の医療に感服した、みんなどうやって我慢しているのか」との投稿があり、反響を呼んでいる。
東京都内の病院を受診したという投稿者の男性は「昨晩は心臓が激しく鼓動して、一晩中まったく眠れなかった。
その上で、「8月4日に心臓がつらいのに結果が出るのは8月24日ってことか。日本の病院には長いこと行っていなかったけど、やはりがっかりさせられた。数年前、新宿区で胃カメラを予約したら1カ月待ちで、完全に胃酸過多をこじらせて逆流性食道炎になった」とし、「日本の医療は本当に、先進国の中で最悪だ」と不満をつづっている。
この投稿に中国のネットユーザーからは賛同の声が多く寄せられており、「(日本の病院で)検査に3週間、手術は2カ月待ち。中国と比較するとまったく理解できない」「私の夫は急性膵炎で痛みがひどく、夜中に日本の病院に行ったら『診療は明日の朝8時半からです』と言われて帰された。運が良かったので死ぬことはなかったけど」「胃痛がひどいのに胃カメラを受けられるのは1カ月後だって。そんなに後で何が分かるのか。死んでるかもしれない」などの体験談が寄せられた。
また、「知り合いの日本人は誤診で半年間も治療が遅れた。
このほか、「日本に来て長いこと経つけど、最も陥れられたのは病院」「病人が騒いだり、院内で痰を吐いたり、たばこを吸ったりしないということを除いて、医療の条件は中国の方が上」「日本の医療は分化が進んでいるという人がいるが、私のような一般市民からしたらクソみたいなもん。日本の医療を称賛する人は金持ちで、特殊な待遇を受けているのだろう」「小さい診療所でもいいから、何軒も行った方がいい。日本では黙って聞いているだけじゃダメ。自分の身は自分で守らないと」「中国の病院は便利で効率も良い」「早く帰国した方が良いよ」といったコメントが寄せられている。
一方で、「(フランス在住だけど)フランスも同じようなもの。盲腸になっても手術は順番待ち。たとえ痛みで気を失っても、死なない限り急ぎじゃない」「実は、先進国の中では日本の医療が一番良い。もし米国なら数カ月待たされることになる」といった意見も出ている。(翻訳・編集/北田)