中国のSNS・小紅書(RED)に4日、「日本の教科書のデザインは本当に良い」との投稿があり、反響を呼んでいる。

投稿者は、光村図書の「中学道徳」と教育芸術社の「高校生の音楽」の表紙や中身の画像をアップし、「まるで画集のよう。本当にきれい」と称賛している。

近年、中国の教科書のイラストやデザインをめぐって「中国人を醜悪に描いている」などと批判の声が上がり、それと比較される形で、日本の教科書のデザインの美しさや実用性がたびたび紹介されている。

日本の教科書のデザインを中国ネット民が絶賛=「まるで画集」「美しすぎる(涙)」

今回の投稿について、他のユーザーからは「いいなあ」「この画風、すごく良い。爽やかで中学生にピッタリ」「青春って感じがするね」「音楽の教科書ってこれ本当に? 美しすぎる(涙)」「この音楽の教科書の表紙のデザインがめちゃくちゃ好き。音楽教育の要素があふれてる」といった絶賛の声が上がった。

また、「日本に行った時、美的教育の重要性をひしひしと感じた。(日本では)至るところにデザイン美が見られた」「日本のデザイン、特に平面デザインは確かにとても優れているし、人々の基本的な審美レベルも高い」との意見も。

さらに、「日本に人工知能(AI)生成画像ってあるのかな? 中国は今、街中がAIが描いた絵ばかりで、見ていて気持ちが悪い」「中国には『審美』と呼べる代物はまったくない」「中国は審美教育を重視せず、便利さとカネばかりを求めている」「(中国)国内は本当に学んだほうが良い」など、自国に言及するコメントも寄せられている。(翻訳・編集/北田)

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