2025年8月7日、中国のSNS微博で、日本の人口が16年連続で減少したことが紹介され、注目を集めた。

毎日経済新聞は7日、日本の総務省が発表したデータとして、今年1月1日現在の日本の総人口が前年同引比55万人余り減の1億2433万人となり、このうち日本人の人口は1億2065万人で16年連続減少し、減少数が1968年以降で最多となったことが明らかになったと紹介した。

また、昨年1年間に生まれた人の数は1979年の調査開始以降最少にとどまる一方、死者数は159万9850人で最多となったこと、65歳以上の高齢者の割合が29.58%となっており、来年には日本人の人口が1億2000万人を割り込む見込みであることを伝えた。一方で、外国人の数は367万7000人で、2013年以降で最多になったことを併せて紹介している。

この件について、中国のネットユーザーは「世界的に見れば、全然少なくないんだけどな」「日本の人口密度は世界のトップ5だぜ」「まだまだ多すぎる」「うそでしょ、私が日本に行ったころはどの家でも2人は子どもがいた。5人の子どもがいる家庭も見たぞ」といった感想を残している。

また、「ある程度まで発展したら必ず発生する現象。われわれだって同じ問題を抱えている」「まあ待っていなさい。80年代生まれが高齢者になるころには、中国が全世界に真の人口減少とはいかなるものかをお見せしようじゃないか」など、中国が将来、日本以上の人口減少と高齢化に直面することを示唆するユーザーも多く見られた。(編集・翻訳/川尻)

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