2025年8月11日、魯中晨報は少子化の影響で韓国軍の規模がこの6年で20%も縮小したことが明らかになったと報じた。
記事は、このほど韓国国防部が発表した報告書で、7月現在の韓国軍の規模が45万人で、19年の56万人から11万人(約20%)減少したことが明らかになったと紹介。
また、今世紀始めには韓国軍の規模が約69万人だったことに触れ、この25年で25万人近く減少したことになるとも指摘。韓国国防部が報告書の中で「仮にこの状況が続けば、作戦実施が困難になる可能性がある」と評したことを紹介した。
記事は、報告では70年以上続く北朝鮮との停戦状態を維持するためには「少なくとも50万人の兵力が必要」とも記述されていることを伝え、韓国軍の縮小が南北の軍事バランスにも影響を与える可能性があることを示唆した。(編集・翻訳/川尻)