台湾メディアの中時新聞網は16日、台湾製バイクを「爆買い」している3カ国について伝えた。
記事はまず、台湾は古くから「バイク王国」として知られ、バイクの保有台数は1400万台を超え、ほぼ2人に1台の割合で普及していると伝えた。
その上で、知らない人も多いと思うが、台湾製バイクの最大の輸入国は日本で、スペインとイタリアがそれに続くと紹介した。
記事は、業界団体の車両工業同業公会のまとめによると、今年1~5月のバイク輸出額は前年同期比5.53%増の28億9000万台湾元(約141億6100万円)で、日本向けが同132%増の8億5000万台湾元(約41億65000万円)、スペイン向けが同115.6%増の4億台湾元(約19億6000万円)、イタリア向けが同46%増の3億2000万台湾元(約15億6800万円)だったこと、4~10位はイスラエル、ギリシャ、アラブ首長国連邦(UAE)、ドイツ、米国、ベルギー、韓国の順だったことを紹介した。
その上で、車両工業同業公会によると、台湾のバイク産業は設計・製造技術において完全自主化を達成していて、品質は日本製に匹敵し、国際市場で高い評価を得ていると伝えた。(翻訳・編集/柳川)