台湾メディアの自由時報は18日、「気持ちいい!」と題し、横浜中華街の中華民国(台湾)の旗が掲げられた店に中国人がクレームをつけたものの追い返される騒動があったと伝えた。
中国版TikTokの抖音(ドウイン)で今月3日、あるユーザーが「7月22日に横浜中華街で食事を探していた際、写真のような旗(中華民国の旗)が大量に掲げられた店を見つけ、中に入って店主を問いただし、撤去を求めた。しかし、台北出身の店主に追い払われ、何もできなかった。ネットにさらして、みんなに行かないよう呼び掛けることしかできない」とつづった。
記事によると、この投稿には「小粉紅(ピンクちゃん。若い民族主義者)が発狂してるよ」「紹介ありがとう。次はここに行くわ」「どこ?今度友達と行ってみる」「もっと外に出て見てみろよ。世界はお前が思ってるようなものじゃない」といったコメントが寄せられたという。
また、この投稿がSNS・Threads(スレッズ)に転載されるとさらに多くの反響を呼び、「このやり方はすごい。小粉紅の入店を拒否できるじゃないか」「また小粉紅の心が砕けたな」「理解できない。日本にいるのに、何を根拠に(店に)説明を求めるんだ?」「騒ぎたいなら中国国内でやれ。他国で暴れるな」「ここにはもう中国人が来ないだろうから逆に繁盛するのでは?」といった声が上がったと記事は伝えている。(翻訳・編集/北田)
横浜中華街の一コマだが、「中国人避け」のタイトルにワロタ。しかも壁内SNSの投稿だから「中華民国」の名前が出せず、「この旗」でお茶を濁してる。
— 台湾史.jp (@Formosanhistory) August 8, 2025
知人の奥さん(台湾人)が、営んでいた某大学前の喫茶店の入口に旗を大量に掛け始め、急にどうしたと聞いたら「虫除け」と答えた話を思い出した。 pic.twitter.com/7RZK9QbniY