仏RFIの中国語版サイトは19日、中国発のファストファッション大手のSHEIN(シーイン)について、「ロイターがブルームバーグの報道を引用して伝えたところによると、香港での新規株式公開(IPO)について中国当局の承認を得るため、本社を中国に戻すことを検討している」と報じた。
ブルームバーグが関係者の話として伝えたところによると、シンガポールに本社を置くシーインは、中国本土に親会社を設立することについて弁護士に相談したが、現起点では協議は初期段階だという。
RFIによると、シーインは2012年に中国の実業家の許仰天(クリス・シュー)氏によって南京で設立され、22年に本社をシンガポールに移した。(翻訳・編集/柳川)