2025年8月31日、韓国・朝鮮日報などは「日本で今年上半期、社会と断絶した生活の末に独りで死を迎え、時間が経ってから発見される『孤独死』が急増した」と報じた。
記事は警察庁の発表を引用し、「1~6月に1人世帯の自宅で死亡した状態で見つかった人は4万913人で、前年同期より3686人増加した」と伝えた。
日本は昨年から本格的に政府レベルでの孤独死統計を出している。初めての調査では2万1856人が孤独死したと集計された。死亡者を年代別に見ると、70代が8321人、60代が5409人、80代以上が4207人で、60代以上の高齢者が全体の82.1%を占めたという。
孤独死問題は最近、韓国でも社会問題となっている。保健福祉部が昨年10月に公開した実態調査の結果によると、韓国の孤独死は21年が3378人、22年が3559人、23年が3663人となっている。日本と比較すると、年間ベースで6分の1程度だが、20年に3000人を超えて以来、毎年増加を続けている。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「これは他人事ではない。未来に備えなければ」「韓国も1人世帯が増えてるし、明日は我が身だ」「日本の社会問題は10年以内に韓国で、もっと深刻に現れる」「韓国も今に必ずこうなる。あらかじめ心の準備をしておこう」といったコメントが多数寄せられている。
また、「孤独死より、孤独な暮らしのほうが問題じゃないかな。