2025年9月3日、韓国・ニューシスは「最長10日間の今年の秋夕(チュソク、韓国のお盆)連休の人気海外旅行先は中国だ」とし、「円高と物価上昇により日本旅行の人気がやや低迷する中、アクセスの良さやコストパフォーマンス、文化的な親近感などから中国旅行の需要が急増しているとみられる」と伝えた。

ホテルズドットコム・コリアによると、秋夕連休の宿泊施設検索件数は5月から増え始め、4月比145%急増した。

都市別の検索増加率は上海が240%で1位となり、名古屋(100%)、プラハ(100%)、シドニー(95%)、ホノルル(50%)が後に続いた。台北(45%)、ローマ(40%)、札幌(40%)、バルセロナ(40%)、リスボン(40%)もトップ10入りしている。

上海は昨年に韓国人のビザなし入国を認めてから需要が増え、検索件数は2倍以上になった。日本の都市はアクセスのしやすさと円安のメリットから家族旅行客に人気で、プラハはパリやロンドンに比べてリーズナブルな価格で5つ星ホテルを利用できることから「コスパ最高の欧州旅行先」として注目を集めているという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「10日も休めるのに中国へ行くの?」「私の周りは日本に行く人ばかりだけど」「日本の代わりに欧州、米国へ行くなら理解できるけど、日本の代わりに中国だって?」「韓国に住む中国人が検索したのだろう」「検索数基準だからね。実際は日本が圧倒的1位だ」など疑問の声が上がっている。

その他「中国は一度は行ってみるべき国だよね」「10日もあれば日本も中国も両方楽しめる」「今、韓国は景気が悪いって本当なの?」などの声も見られた。(翻訳・編集/堂本)

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