台湾メディアの聯合報はこのほど、沖縄県で台湾人観光客ら2人がダイビング中に死亡する事故があったことを伝える中で、同県を訪れる台湾人の多さなどについても言及した。

記事が伝えたのは、8月31日に起きたいずれも台湾籍の男性観光客とインストラクターの男性の事故で、現場は恩納村にある万座ビーチ沖の洞窟。

記事は、「2023年に沖縄県を訪れた外国人観光客の中で最も多かったのは台湾からの観光客だ」と記し、「グルメや買い物以外に沖縄の自然の景色を楽しむことも欠かせないため、沖縄では台湾籍のインストラクターや全過程で中国語対応できるインストラクターを売りにするダイビング業者が登場している」と説明した。

また、台湾人は沖縄を訪れる観光客の中で大きな割合を占め、リピート率は84%にも達すると言及。「沖縄本島中部の西海岸に位置する恩納村は沖縄でマリンスポーツが最も盛んな地域の一つ」とした上で、「景勝地の万座毛の周辺には多くのダイビングスポットがあり、沖縄本島でダイビングスポットが最も多い地域となっているが、毎年、ダイビングに伴う事故が複数発生している」と伝えた。(翻訳・編集/野谷)

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