広東省珠海にある出入境検査場「青茂口岸」は、9月8日で開通から4年となりました。統計によると、9月8日午前8時時点で、青茂口岸を通じて出入境の手続きをした利用者は延べ1億300万人を超え、新規に開設された出入境検査場においては、億単位の旅客取扱量達成の最速記録を樹立しました。
広東・マカオの重点民生プロジェクトとして、青茂口岸は24時間体制で運営されており、国内で最もハイテク化とインテリジェント化が進んだ検査場の一つです。同エリアの融合的発展の加速に合わせ検査場のソフト・ハード両面の施設も絶えず整備され、さらに中央政府のマカオ優遇政策が相次いで導入されるなどの追い風もあり、「青茂口岸」の人気は高まり続け、ビジネス交流、親戚・友人訪問、観光旅行の往来が絶えません。
珠海出入境検査総局青茂出入境検査場の統計によると、同検査場の年間利用者数は2022年が延べ1223万人、2023年が延べ2833万人、2024年が延べ3500万人を突破しました。今年は9月8日時点で、約2464万人(前年同期比3%増)に達し、祝祭日では1日当たり10万人を超えることが常態化しています。今年の夏休み期間中には、累計で600万人以上の出入境旅客が同検査場を利用し、開通4年で夏期利用客の最高記録を更新しました。
青茂検査場が接続するマカオの青洲地区は、多くの小中学校や幼稚園が集まる地域であり、同検査場は開通後、珠海とマカオを跨ぐ通学児童の「人気ルート」ともなっています。現在、この検査場を通って通学する児童は平日では1日当たり約4000~5000人に達し、開設初期に比べて約200%伸び、全体の利用客数の約5%を占めており、年々増加傾向を示しているとのことです。(提供/CRI)