中国税関総署が9月8日に発表したデータによると、今年1~8月、中国の物品貿易総額は前年同期比3.5%増の29兆5700億元(約613兆円)に達し、安定した成長を続けていることが分かりました。

今年1~8月、中国の物品貿易は安定した成長を維持し、貿易総額は前年同期比3.5%増の29兆5700億元(約613兆円)に達しました。

うち輸出は同6.9%増の17兆6100億元(約 365兆円)、輸入は同1.2%減の11兆9600億元(約 248兆円)でした。輸入の減少幅は、1~7月期に比べて0.4ポイント縮小しました。

また8月単月の貿易総額は3.5%増の3兆8700億元(約80兆200億円)で、うち輸出は同4.8%増の2兆3000億元(約47兆7000億円)、輸入は同1.7%増の1兆5700億元(約32兆5000億円)で、輸出入ともに3カ月連続でプラス成長を達成しました。

今年1~8月、中国にとって最大の貿易パートナーは東南アジア諸国連合ASEAN)で、貿易総額は前年同期比9.7%増の4兆9300億元(約102兆円)に達し、中国の貿易総額に占める割合は16.7%となりました。欧州連合(EU)は第2の貿易パートナーで、EU との貿易総額は同4.3%増の3兆8800億元(約80兆4000億円)となり、貿易総額に占める割合は13.1%でした。第3の貿易パートナーである米国との貿易総額は同13.5%減の2兆7300億元(約57兆6000億円)で、貿易総額に占める割合は9.2%でした。一方、中国と「一帯一路」共同建設国との貿易総額は同5.4%増の15兆3000億元(約317兆円)に達し、中国の貿易額全体に占める割合は51.7%に上昇しました。(提供/CRI)

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