中国国務院新聞弁公室が11日に開いた記者会見で、商務部の盛秋平副部長は今年上半期(1-6月)に中国のデジタル方式で提供可能なサービスの輸出入総額が1兆5000億元(約30兆円)、越境ECの輸出入総額が約1兆3000億元(約26兆円)に達し、いずれも過去最高を更新したことを明らかにした。
盛副部長によると、デジタル技術と国際貿易が深く融合した新たな形態であるデジタル貿易は、貿易の境界の拡張や革新的な貿易スタイル、貿易主体へのエンパワーを通して強靭性とポテンシャルを示しており、世界経済の構図が踏み込んで調整され、不確定性が増す中で、世界各国の戦略的選択となっている。