中国鉄路昆明局集団によると、中国ラオス鉄道は2023年の運行開始から9月20日までに、旅客列車8万本余りを運行し、輸送旅客数は延べ5900万人を超えました。うち国境を越えた旅客は延べ58万人以上に達し、地域の相互接続を促進し、沿線地域の経済社会の発展を推進するために強力なサポートを提供しています。
中国とラオス政府関係部門の強力な支持の下、昆明南駅とラオスの首都ビエンチャン間で2023年4月13日に国際列車の双方向運行が開始されて以来、両国の人々の国境を越えた移動と観光旅行に利便性を提供しています。統計によると、今年の旅客輸送数は前年同期比3.2%増の延べ1450万人、うち中国区間は延べ1190万人、ラオス区間は延べ260万人に達したとのことです。開通以来の4年間で旅客輸送量は急速な伸びを示し、全線の月間当たり旅客数は開通初期の延べ60万人から現在では延べ160万人以上に増えています。中国ラオス鉄道により、沿線地域の観光経済が飛躍的に活性化しています。
旅客の移動需要を満たすために、鉄道部門は「星光・瀾滄メコン号」「列車で巡る雲南ツアー」「象往号」などの観光列車も運行しています。また沿線の駅に国際旅客専用の切符購入「専門窓口」を設置し、国内の複数の旅客駅で海外発行の銀行カードによる決済機能やさまざまな外国人旅客証明書に対応できる切符購入をサポートし、インターネット上のチケット購入決済方法を増やし、各国の旅客に便宜を提供しています。(提供/CRI)