中国商務部市場運行・消費促進司の責任者は22日、8月の中国消費市場の状況について説明した。
8月に消費市場は全体として安定した運営状況を維持した。
消費市場には次の四つの特徴が見られた。
(1)商品消費が安定的に増加した。8月の商品小売額は同3.6%増加し、消費財買い換え政策に関連した商品の売り上げが急速な増加傾向を維持した。
(2)サービス消費の注目点が次々に登場した。夏休み期間には個人の旅行やレジャー・スポーツのニーズが集中的に発揮され、これによりサービス消費の急増傾向が続いた。1-8月のサービス小売額は同5.1%増加した。
(3)新型消費が急速に発展した。デジタル消費、グリーン消費、ヘルスケア消費など新型の消費が拡大発展を続けた。1-8月には全国のネット小売額が同9.6%増の10兆元に達した。8月の新エネルギー自動車小売台数は同7.5%増加して、普及率は55.2%に達した。
(4)インバウンド消費が拡大し続けた。8月末現在、中国国内の出国時税還付対応店舗は1万店を超え、1-8月の税還付対象商品の小売額は同97.5%増加し、税還付を受けた人は同3.5倍になった。(提供/人民網日本語版・編集/KS)