2025年9月25日、韓国メディア・毎日新聞は、「Netflixアニメ『KPOPガールズ!デーモン・ハンターズ』の人気が日本の加害の歴史を世界中のネットユーザーに知らしめる役割を果たしている」と伝えた。
海外のTikTokerがこのほど、同作品に登場する虎の「ダフィ」について調べたところ、日本が韓国に生息していた虎を絶滅させたという過去を知ったという内容の動画を投稿したところ、「いいね」が18万件、再生数は120万回を超えたという。
記事は「実際に日帝時代の日本は、韓国の虎を『害獣』と規定し、1917年から組織的に討伐したという歴史がある」と伝えた。
韓国広報専門家の徐ギョン徳(ソ・ギョンドク)誠信女子大教授は「OTTによって日本の加害の歴史が世界中に広まったのは、今回が初めてではない」と話す。
22年にApple TV+で配信された韓国ドラマ「Pachinko パチンコ」では、強制徴用、日本軍慰安婦など、日帝による統治時代に朝鮮人を苦しめた悲劇が描かれ、世界中に日本の加害の歴史を知らせた。また、Netflixドラマ「京城クリーチャー」は1945年の日帝統治時代における731部隊の人体実験という蛮行が描かれているという。
徐教授は「OTTを通じた韓国コンテンツのヒットにより、世界中の視聴者に日帝の蛮行を広くめることができた。今後、さらに多彩なK-コンテンツで、正しいアジアの歴史が世界に広がることを願っている」とコメントした。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「反日扇動がまた始まった」「朝鮮時代にも年間、数百人は虎に襲われて死んでいたらしいが、それでも虎を放置しておくべきだったと?」「虎を野良猫と同じだと思ってないか?襲われたら死ぬよ。反日はもうウンザリ」「朝鮮の民が虎のせいでどんなに苦痛を受けたか、ちゃんと調べてから扇動してるの?」「猛獣が人間を食い殺しているのを放置するのが蛮行か、猛獣を根絶やしにして安全な世にするのが蛮行か」など、否定的な内容のコメントが殺到している。(翻訳・編集/麻江)