2025年9月28日、中国のスポーツメディア・懂球帝は、中国で開かれる卓球WTTグランドスマッシュ大会を前に張本智和が語った抱負を紹介した。

記事は、28日に本戦が始まり10月5日にまで行われるWTTチャイナスマッシュ2025に出場する張本が大会前に応じたインタビューの内容を紹介。

グランドスマッシュ大会参戦4年目となる張本は今年の戦績について「ラスベガスではいい成績を残せたが、シンガポールと欧州の大会では敗退してしまった。今回の最初の目標は、ラスベガス大会のように勝ち進むこと」と語ったことを伝えた。

記事によると、張本は「今年はすでに多くのポイントを獲得しているが、世界ランキング1位になるには、まだ全く足りない。3位や4位を維持するためではなく、1位、2位を目指すために、今回もできるだけ多くのポイントを獲得しなければならない」と述べ、世界ランキングへの強い意識を示した。

そして、「まだグランドスマッシュで優勝したことがない。これまでの最高成績はラスベガスでの準優勝。だから、決勝に進出したい。決勝に進めれば、王楚欽(ワン・チューチン)と対戦することになるだろう。決勝で再び彼と対戦できることを望んでいる」と語り、王との対戦に勝利しての優勝に向けて意気込みを見せた。

張本の発言に対して、中国のネットユーザーの多くは「まず決勝に残ってから言え」「トーナメントを勝ち上がれる自信は一体どこから来るのか」「決勝に進んだって、どうせコテンパンにされるさ」「世界ランク1位になるだと?夢でも見てるのか」「有頂天になって、自分の実力が分からなくなってるな」「いつもデカい目標を立てては、すぐに負けて恥をかいてる」など、張本に対する厳しいコメントを残している。中でも「夢でも見ていろ」というコメントが特に目立った。

一方で、少数ながらも「自分の夢を臆することなく語るのは立派だ。

私はあなたを支持する。がんばれ、張本」という応援コメントも見られた。(編集・翻訳/川尻)

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