中国初の「高速鉄道」をテーマとしたインタラクティブ型の科学技術館である中車四方文化科学技術館が9月28日、山東省青島市で一般公開を始めました。

この科学技術館は歴史文化館と科学技術体験館の二つの部分で構成されています。

歴史文化館は中国の鉄道車両メーカー「四方機車車両廠」の100年に及ぶ発展の軌跡を手掛かりとして、中国鉄道工業の発展を体系的に紹介しています。科学技術体験館は「高速鉄道のテクノロジー」をテーマに、複雑なエンジニアリング原理をインタラクティブな体験を通して紹介しています。

展示内容には高速鉄道車両の研究開発や製造、運行に関する多くの知識が含まれています。高速鉄道車両の運転シミュレーションのほか、車両の設計や車体溶接、組み立て、試験・検証などの仮想体験もできます。

中でも車両模型クラブが子どもに人気があり、「一帯一路」沿線の景色などが再現される中、仮想体験を通じて「列車に乗って世界を見る」ことを体験できます。また、子どもたちは中国の高速鉄道車両「復興号」などの模型を操作しながら、鉄道の知識を学ぶことができるとのことです。(提供/CRI)

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