中国科学院金属研究所はこのほど、固体リチウム電池分野で新たな成果を挙げたと発表しました。これは、固体電池の課題である「界面抵抗が大きく、イオン伝導効率が低い」といった問題の解決に向けて、新たなアプローチを提供するものです。

研究成果は、国際学術誌「アドバンスト・マテリアルズ(Advanced Materials)」に掲載されました。

新開発の材料を用いて構築された一体型の「フレキシブル電池」は、優れた耐屈曲性を示し、2万回の反復折り曲げにも耐えることが確認されました。この研究は、高性能かつ高い安全性を備えた固体電池の発展に向けて、新たな材料設計の方向性と研究モデルを提示しています。(提供/CRI)

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