中国メディアの極目新聞は7日、中国プロサッカーリーグ「中超聯賽(中国スーパーリーグ)」にかつてゴールキーパーとして登場した選手のショートドラマ界進出が注目を集めていると報じた。

この人物は2004年3月生まれで今年21歳のワン・ニエンジアンチョン(王年将成)。

記事によると、ワンが人々に初めて広く知られたのは22年11月にあった所属先・河北と成都蓉城との試合だ。当時ゴールキーパーを務めていた選手の負傷などの事情で18歳だったワンはこの試合で中超初先発を飾り、河北が解散した後は複数のチームを渡り歩いて今年1月からは契約のないフリーの選手となっている。

一方、184センチという高身長と青春感あふれる顔立ちでファンを集めてきたワンは23年11月に動画配信サービス・愛奇芸(iQIYI)のフィジカル系リアリティー番組に出演。記事は「この経験がワンに芸能界への扉を開いたのかもしれない」とコメントした上で、ワンが24年にショートドラマに挑戦し始めたことや、これまでにショートドラマプラットフォーム・紅果短劇で人気の4作品に出演していることを紹介した。

中国プロサッカーの元ゴールキーパー、ショートドラマ界進出が注目集める―中国メディア

ワンは、あるインタビューの中で「今年の春節(旧正月)以降に俳優活動を正式にスタートさせた」と話し、収入についても「徐々に自分を養えるようになっている」と明かしたという。(翻訳・編集/野谷)

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