2025年10月13日、中国のポータルサイト・捜狐に「『名探偵コナン』APTX4869の幼児化の発動条件とは?DNAとの関係性を探る」と題した記事が掲載された。
記事はまず、「『名探偵コナン』の最新章において、物語は再びメインストーリーに突入した。
その上で、「APTX4869の発動条件については、読者の間でも以前から議論が絶えず、ネット上でもさまざまな説が飛び交っている。その中でも、最も説得力があるのが『DNA説』である。すなわち、APTX4869は特定のDNAを持つ人物にのみ幼児化の効果をもたらし、それ以外の者が服用すると、羽田浩司(はねだこうじ)のように死亡してしまうというものである」とした。
そして、「この説に信ぴょう性がある理由は単純だ。これまでの作中でAPTX4869を服用して幼児化した人物は、工藤新一(くどうしんいち)、宮野志保(みやのしほ)、メアリーの3人のみである。一見、この3人には接点がないように見えるが、志保とメアリーの間には血縁関係がある。メアリーは志保の叔母に当たるのだ」と述べた。
また、「APTX4869の開発者の一人である宮野エレーナは、志保の母であり、メアリーの姉でもある。つまり、彼女は開発段階で自身のDNAを薬に組み込み、血縁者のみが効果を得られるよう細工することが可能であったということだ。
さらに、「新一はエレーナの血縁者ではないが、他の関係者と親戚である可能性がある。宮野夫妻は黒幕・烏丸蓮耶(からすまれんや)の指示でAPTX4869を開発していたとされる。もしAPTX4869が特定のDNAに反応するよう設計されていたのなら、開発時に烏丸のDNAが組み込まれていた可能性もある。すなわち、新一が烏丸の遠縁であれば、DNA説は実証されることになるのだ」とした。
そして、「怪盗キッドが新一のいとこだったのだから、烏丸が彼の遠い親戚であっても不思議ではない。また、最終的な黒幕が主人公と関係のある人物であるという展開は、日本の漫画ではよく見られるパターンだ。『名探偵コナン』も例外ではないかもしれない。もちろん、これはあくまで一個人の考察にすぎない。APTX4869による幼児化の発動条件が本当にDNAに起因するのかどうかは、今後の物語の展開を待つしかないだろう」と結んだ。(翻訳・編集/岩田)